カメラの豆知識

カメラを高く売るためのポイント
せっかくカメラを売るのであれば、1円でも高く売りたいと思うのが正直な気持ちですよね。ここでは、中古カメラの相場事情と高価買取してもらうためのポイントや注意点をご紹介します。
最近のカメラの買取相場事情
交換レンズはデリケートな部分が多いので、取扱いには特に注意が必要です。
まず、持ち運ぶ際は衝撃を与えないように気をつけてください。最近の交換レンズは、レンズ構成の複雑化や手ブレ補正機能など、たくさんの精密部品で構成されています。そのため衝撃には弱く、持ち運びのときは専用ケースに入れたり、クッション素材が使われているバッグなどに入れる方がいいでしょう。
レンズを一時置きする場合は、横にするとレンズが転がってしまう恐れがあるので、長い望遠レンズを除いては縦向きにして置くことで安定させます。
交換レンズのレンズキャップは前と後ろに2つあり、前側は撮影するときに、後ろ側はレンズを交換してカメラに取り付けるときに外します、レンズ表面はとてもデリケートなので、カメラに取り付ける際に慌ててぶつけたりしないように注意してください。
レンズの前には、薄いガラスでできた保護フィルターと呼ばれるものが装着できます、フィルターを装着したまま撮影も可能ですし、万一レンズの先端を傷つけてしまってもフィルターを交換するだけで済むので、保険の役割としてもおすすめです。
古いフィルムカメラは古いほど高価買取の可能性があります
近年のデジタルカメラに関しては、古いほど査定額が安くなる傾向にありますが、フィルムカメラはこの限りではなく、古くて希少価値の高いものも査定額が高額になる可能性があります。
昔のカメラでも、大量生産させた大衆向きのカメラは、市場に出回っている数も多いため査定額は安いのですが、当時高級カメラとして扱われていたものは今でも人気が高く、カメラによっては当時の物価価値以上の価格がつくこともあります。単に古いカメラだから売れないと思わずに、一度査定に出してみることをおすすめします。
ちょっと意識するだけで査定アップ!カメラを高く売るためのポイント
今持っているカメラを、売るための注意点をご紹介します。少し意識するだけでも査定価格が変わってくることがあります。売る前に、以下の項目をぜひチェックしてみてくださいね。
1.付属品はしっかり揃えましょう
カメラを売る前には本体だけではなく、箱や説明書、充電器やケーブルが揃っているかを確認してください。付属品がないと査定額が大幅に下がってしまいますので、付属品はできるだけ揃えましょう。
2.カメラの外観の汚れをきれいに落とす
外観は、カメラの査定額を左右する重要なポイントです。売る前に外観の汚れはしっかり掃除します。ボディを単に拭くだけではなく、部品やボタンの間に入ったゴミや手垢なども綿棒やティッシュを巻いた爪楊枝を使い念入りに掃除します。使用感を少しでも軽減させるのが、高く売るコツです。
3.関連するオプション品も一緒に売る
カメラ本体と付属品以外に、いろいろと買い揃えてしまったオプション品。予備のバッテリーや交換レンズ、レンズフードやレリーズなどがあれば、セットで売ると査定額が上がる可能性があります。
査定前に念入りに汚れを落とす、付属品をなるべくつける、ということは、ほかの中古品を売るときと同様かもしれません。カメラを売るときには、カメラ以外にも予備のバッテリーや交換レンズ、レンズフードやレリーズなど撮影に使用するオプションで売れるものがないか、忘れずに確認してください。